彼岸法要の始まり

どうしたら極楽浄土の岸へ渡れるのでしょうか? 仏教には六波羅蜜の教えというのがあります。

〔布施〕他人へ施しをすること

〔持戒〕戒を守り、反省すること

〔忍辱〕不平不満を言わず耐え忍ぶこと

〔精進〕精進努力すること

〔禅定〕心を安定させること

〔智慧〕真実を見る智慧を働かせること

こうした徳目は本来なら毎日心がけるべきなのですが、日頃は忙しくてなかなか実行できないのではないでしょうか。そこで、せめて春と秋、年に2回くらい は実践しようというのが、お彼岸法要の意味です。お彼岸には、ご先祖様のお墓にお参りし感謝と冥福を祈るとともに、六波羅蜜の教えを実行したいものです。

>>浄土を拝む・お墓参り