圓福寺には高台で見晴らしの良い、心安らげる墓地がございます。本堂の左手にある当墓地は常に綺麗に整備されており、入り口にはお花を供える際にご利用いただける水道も設置しております。
墓地正面
墓地入り口の水道
墓地手前のお地蔵様
当墓地には古墳時代後期の墓である尾形山横穴群が広がっています。この中の1基、大型の家型横穴墓が夢窓窟です。羨道部と玄室部が残されており、玄室は長さ5.1m、幅2.8m、奥壁高2m、奥壁部には段差によって、棺座が区画されています。
嘉元3年(1305) 5月、地元の比佐居士の元に滞在し、そこで悟りを開いたという鎌倉時代の禅僧夢窓国師が、この横穴墓で座禅を組んだという言い伝えがあります。