お彼岸を迎えるには次のような準備をします
●お仏壇、仏具の掃除
●お墓の掃除
●供花やお供え 果物・菓子などの他、お仏壇には精進料理をお供えするのも良いでしょう。
●お墓参りするときは事前にお寺に卒塔婆をお願いしておきましょう (宗派によっては不用のところもありますが・・・・・)。
お彼岸と聞いて思い出す物の一つに「おはぎ」、「ぼたもち」があります。もともとは小豆の赤い色が災難から身を守り邪気を払うといわれ、お供えをするようになったそうです。 さて、「おはぎ」と「ぼたもち」どう違うのでしょう?漢字で書くと「御萩」と「牡丹餅」。秋に咲く花「萩」、春に咲く花「牡丹」と、花の名前がついています。秋のお彼岸に食べるのが「おはぎ」、春のお彼岸に食べるのが「ぼたもち」と言われているんです。「おはぎ」は、「萩の花」「萩の餅」などと言っていたものを丁寧な「お」をつけて「御萩(おはぎ)」と呼ばれるようになりました。ぼたもちも「ぼたんもち」から変化したようです。 また、萩の花は小さい花がたくさんついていて、つぶつぶのように見えます。ですから、粒あんのものが「おはぎ」、こしあんのものが「ぼたもち」とも言われています。実際、小豆の収穫時期が秋ですので、とれたての小豆は柔らかく皮も一緒に食べられることから、秋はつぶあんで、春は冬を越した小豆の皮は硬いので、皮を取り除いたこしあんになるそうです。
合掌 茅根 修繕
平成23年1月17日
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